生誕100年 藤牧義夫展

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生誕100年 藤牧義夫展
群馬県立館林美術館
2011年7月16日(土)→ 8月28日(日)

館林に生まれた創作版画の異才
昭和の初め。藤牧義夫という青年画家が突然、姿を消した。

 群馬県立館林美術館へ。当地出身の版画家藤牧義夫生誕100年として展覧会が開かれている。

 有名な長さが数メートルにもわたるという絵巻物を見られただけで満足。昭和10年の隅田川沿い風物が詳細に描かれている。予想外にモダンなモーターボートや商店の看板を目にし、あらためて当時の風俗が感じられた。

 売り場に『藤牧義夫 眞偽』(大谷芳久著、学藝書院刊)が並んでいた。すごい。さすがに買うのは控えた。

 公式カタログと銘打たれた本を購入した。オマケとして例の絵巻を撮影したDVDが付いている。このDVDはお得だ。ほかにも販売していた『君は隅田川に消えたのか』(駒村吉重著、講談社刊)や洲之内徹の著作は後からでもあらためて十分入手できそうな気がする。

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ロビーに置いてあった『隅田川通信05』

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