[NO.1696] アウト老のすすめ/新書

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アウト老のすすめ/新書
みうらじゅん
文藝春秋
2025年04月30日 第1刷発行
2025年06月10日 第6刷発行
304頁

初出
P.304
本書は「週刊文春の連載「人生エロエロ」(2022年11月24日号~2024年11月7日号)を抜粋、加筆、修正してまとめたものです。

これまで見落としていたのだろうか。いや、気づいていても、あえてそこで立ち止まったりはしなかったといったところでしょう。今回、妙に気になったのが、『グッと』くる・きた という表現。

これまでにだって『グッと』くる・きた という表現(表記)は何度も目にしていたはずですが、ほとんど気にならなかった。マイブームだとボク宝だのでは、頻出していましたね、そういえば。みうらじゅんご本人による『グッと』くる・きた という声が、今、脳裏によみがえってきてます。

なにを今ごろになって、と言われそうです。Geminiにもありました。

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みうらじゅんさんが発信する「グッときた(ぐっとくる)」という言葉やエピソードは、彼の独自の美学や人生観、そして盟友との絆を語る上で欠かせないキーワードです。

青色の網掛けのところが、とくにいいですね。盟友というのはもちろん「いとうせいこう」さんのことでしょう。グッときました。

『ブツゾー・キッド』も読み終わっていることだし、ここはいっそのこと新刊の『老いるショック大賞』にも手を出してみるべきでしょうか? 迷うところ。

検鏡するのは難しいという

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「自分の情報は自分で守って」デジタル相発言に批判殺到...1.6億人超の情報流出でも"犯人野放し"の異常事態(女性自身) - Yahoo!ニュース ↓

https://news.yahoo.co.jp/articles/0674e422ceca8c06442ca87747fdd0baf4838a0d

パッと見、意味がわからなくて戸惑いました。

【写真あり】個人情報を盗むサーバー攻撃犯を日本の法律で検鏡するのは難しいという

しばし脳内であれこれ悩んだ末、単なる入力ミス、打ち間違いじゃないかと思い至り、腑に落ちました。

「検鏡(ケンキョウ)する」じゃなくて「検挙(ケンキョ)する」でしょう。これなら納得です。

修正される前に、読めなくなるのかな。

↓『女性自身』編集部

https://jisin.jp/domestic/2605817/

高市早苗首相は21日夜、プログラミング言語「PHP」にシステムの欠陥に当たる脆弱(ぜいじゃく)性が見つかったことを受け、自身のX(ツイッター)に「大至急のお願い」を投稿し、修正パッチを「可及的速やかに適用できるよう準備をお願いします」と呼びかけた。(「毎日新聞」から)

今朝のテレ朝「モーニングショー」で、コメンテーターの玉川さんが、PHPという名前は雑誌のPHPのことかと思った。雑誌のほか、PHPというのは知らなかった旨を発言していました。理系に強そうな玉川さんでも、そうなんだとびっくり。

今日一日、TVやラジオからPHPという単語が何度も流れてくるのは、これまでになかった事態です。

 ◆ ◆

当サーバーではブログアプリ Movable Type(ムーバブルタイプ)のバージョンを更新しました。

振り返ると、2024年5月 2日 Movable Type 8.0.3 に更新。本日は Movable Type 9.3.0 にアップグレードです。

前回更新時の記事を読んで、変わらないので笑ってしまいました。

例によって、例のごとく、やっぱり作業内容の細かな手順は、すっかり忘れていました。

心機一転、今回は作業手順を書き残す。先ほど個人用のwikiに書き込み終了。数年後、それを見て、どこまで思い出せるものやら怪しいものです。


【追記】
もちろんPHPの重大な脆弱性(通称「php2shell」)への対策も済ませました。もっとも個人の自鯖ですから、大げさな作業ではありませんでした。

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クリスティを読む!/ミステリの女王の名作入門講座/キイ・ライブラリー
大矢博子
東京創元社
2024年01月26日 初版
202頁

こんなにコンパクトでありながら、アガサ・クリスティとその作品について、きっちりまとめてくれてます。数ある類書のなか、現在書店で手に入るものとして、もっとも便利な一冊ではないかな。

↓ 出版社が用意したこの宣伝文に、必要十分な内容が詰まっています。

大人気カルチャー講座「アガサ・クリスティを読む」の講師を務める書評家が、〈探偵〉〈舞台と時代〉〈人間関係〉そして〈騙(だま)しのテクニック〉に焦点を当て、各章でテーマに沿ったおすすめ作品を紹介しながら魅力を丁寧に語ります。最終章〈読者をいかにミスリードするか〉では、女王の驚くべきテクニックをじっくり解説。クリスティのすごさを実感できる、入門に最適な一冊!

【目次】
まえがき 9
第1章 探偵で読む 13
1 異邦人としてのエルキュール・ポワロ 15
▼ポワロを知る二冊――『スタイルズ荘の怪事件』『ポワロの事件簿1』
2 時代の証人としてのジェーン・マープル 24
▼ミス・マープルを知る二冊――『ミス・マープルと13の謎』『書斎の死体』
3 年齢を重ねるトミー&タペンス 32
▼トミー&タペンスを知る二冊――『秘密組織』『二人で探偵を』
4 渋さが光る捜査官・バトル警視 40
▼バトル警視を知る一冊――『ゼロ時間へ』
5 個性的な短編の探偵たち 45
▼パーカー・パインを知る一冊――『パーカー・パインの事件簿』
▼ハーリー・クィンを知る一冊――『ハーリー・クィンの事件簿』
第2章 舞台と時代で読む 53
1 古き良きメイヘム・パーヴァ 55
▼メイヘム・パーヴァを知る二冊――『アクロイド殺害事件』『ミス・マープル最初の事件 牧師館の殺人』
2 ヒット作の鉱脈、中東ミステリ 63
▼中東ミステリを味わう二冊――『殺人は癖になる』『ナイルに死す』
3 動く殺人現場――旅と乗り物 72
▼旅と乗り物を味わう二冊――『オリエント急行の殺人』『カリブ海の秘密』
4 戦争がもたらしたもの 80
▼戦争を知る二冊――『ABC殺人事件』『NかMか』
5 変わりゆく大英帝国 88
▼イギリスの変化を知る三冊――『予告殺人』『葬儀を終えて』『鏡は横にひび割れて』
第3章 人間関係で読む 99
1 ロマンス! ロマンス! ロマンス! 101
▼ロマンスに浸る三冊――『謎のエヴァンス』『忘られぬ死』『ホロー荘の殺人』
2 三角関係の使い方 111
▼三角関係のバリエーションを知る二冊――『杉の柩』『白昼の悪魔』
3 いろいろな家族の形 119
▼家族のドラマを味わう三冊――『ポアロのクリスマス』『ねじれた家』『無実はさいなむ』
第4章 騙しのテクニックで読む 131
1 童謡だけじゃない"見立て" 133
▼見立て殺人におののく二冊――『そして誰もいなくなった』『ポケットにライ麦を』
2 二種類ある、回想の殺人 142
▼回想の殺人を味わう二冊――『五匹の子豚』『スリーピング・マーダー』
3 ミステリの華、意外な犯人 150
▼意外な犯人に驚く二冊――『三幕の悲劇』『カーテン』
第5章 読者をいかにミスリードするか 159
▼『シタフォードの謎』『殺人は容易だ』
参考文献 176
作品名一覧・人名一覧・アガサ・クリスティ著作一覧

こうしてみると、ミステリについての解説書を手にするのは中学生のとき以来かもしれない。ただ漫然とクリスティ作品を読んできて、こうしてあらためて振り返るにあたり、効率よく視点を絞ってくれて、説明されると、頭の中がすっきり整理された気分になちました。

アガサ・クリスティ作品を振り返る手立てとして役に立ちそうなのが クリスティー文庫目録 。もしかして、捨ててしまったか?

P.11
 なお、本書は東京創元社の本ですので、創元推理文庫のタイトルや表記、引用を使いますが、同文庫でクリスティの全作品が網羅されているわけではありません。創元推理文庫で未刊の作品は、早川書房のクリスティー文庫のタイトルや表記を使っています。いやもう、これがややこしい! ポワロ(創元)だったりポアロ(早川)だったり、クリスティ(創元)だったりクリスティー(早川)だったり、作品のタイトルや短編集の収録作が異なったり、読む方もややこしいでしょうけど、書いている方はもっとややこしかったので、それを乗り越えた根性に免じてご容赦(ようしゃ)ください。私の作った著作リストを逐一チェックした編集者Sさんは、ほぼゾンビ状態になってました。ありがとう。生きて。

↑ これは著者によるまえがきからの引用です。巻末にある「アガサ・クリスティ著作一覧」がそれなんでしょうか。通し番号が159番まで降られています。

どちらかというと、これまでクリスティ作品を舐めていたことを反省してます。

キイ・ライブラリー というレーベルも面白そう。