[NO.470] はじめての文学 村上春樹

00.jpg

はじめての文学 村上春樹
村上春樹
文藝春秋
2006年12月10日 第1刷発行

 先週の投稿記事『はじめての文学』村上春樹 とも重複しますが、こちらにも。

 どうも、気もちの悪い描写は苦手でした。生理的に受け付けられません。「踊る小人」と「かえるくん、東京を救う」に出てきます。後者の地下に降りていくというイメージは、『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』を彷彿とさせます。

 「沈黙」は、妙に強く印象に残りました。こうしたストレートな話は、小説家として自分自身好きではないそうですが。

01.jpg