TOKYO BOOK SCENE/(玄光社MOOK) 勝山俊光 編集人 玄光社 2012年12月13日 発行 127頁 再読 |
2012年、しばらく前に出版された本。ちょうどその頃、新刊と古書の両方を扱う書店とカフェが一体となった店が流行りだした。また、ZINEやリトルプレスといった手作り感のあるかわいらしい冊子も流行っている。書店が主催するトークイベントもにぎやかだ。そうした風潮に沿ったTOKYOのBOOK SCENEを紹介している。なにより、ちょっとおしゃれな色合いやデザインが象徴している。
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今朝の朝日新聞デジタルに、東北初の紀伊国屋書店が閉店 ネット台頭で「継続困難」 という記事が出た。常連客に愛されるよう、接客に心を配り、地元出身の作家や地域に関連する出版物を大切にしてきた、という店長さんの言葉。それでも経営が立ちいかなくなってしまったのだろう。
大型書店では、小さなイベントを小回りの利く企画として、数多く繰り出すことは難しいのだろうか。地域性もあることだろう。TOKYO の流行りものとして、本書で紹介しているような書店は、今も継続しているのか。と、ネット検索すると、どこも続いていた。
本書で紹介された中で行ったことのあるのは
東京堂書店 神保町店
BUNDAN COFEE&BEER
不忍ブックストリートの一箱古本市
くらいのものか。古本酒場コクテイル の場所は知っていても、足を運んだことがない。その他は、しゃれていて、残念ながら入れそうにない。
表紙裏に紹介されていた、『TOKYO図書館紀行 (玄光社MOOK TOKYO INTELLIGENT TRIP 1)』が読みたくなった。アマゾンで見ると、価格が1円也。
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