再読『星を継ぐもの』

[NO.553] 星を継ぐもの/創元SF文庫
著者 ジェイムズ・P・ホーガン
訳者 池 央耿
東京創元社

 年度末で多忙なとき、やっときた週末。っということで先日読んだ『[NO.988] 100冊の徹夜本』の中で推奨していた『星を継ぐもの』(創元SF文庫・ジェイムズ・P・ホーガン著 池央耿訳)を朝方までかかって読了。実は、既読だったことに気がついていませんでした。『透明人間の告白』や『リプレイ』は記憶に鮮明なのに。途中まで読み出してから、あれっ? あわてて当ブロクで検索をかけると、すでに読んでいるではありませんか、『[NO.553] 星を継ぐもの』。

 しかし、最後まで楽しく読書ができました。なぜならば、ほとんどあらすじを覚えていなかったから。最後のエピローグで、プロローグに登場した人物「コリエル」の名前が出てきたときには、へーえ、と関心したくらい。前回、何を読んでいたのやら。

 で、結論。そんなに驚くほどのどんでん返しという気分にはなれず。こんなものなの? といったところ。もっとオモシロイ小説を読めば良かった。せっかくの週末だったのに。