東京の池 小沢信男 冨田均 作品社 1989年12月20日 第1刷印刷 1989年12月25日 第1刷発行 |
こういう視点もあり、でした。気がつかなかったなあ。池というテーマで巡る東京。なかなかいい内容でした。冨田均氏は1979年に『東京徘徊』を購入して以来、注目している著者の一人。
23区全域を網羅し、最後は武蔵野市井の頭まで。しかし、なんといっても大川(隅田川)沿いが秀逸。たまりませんね。小沢氏と冨田氏がそれぞれ執筆しております。
「蟇池」が特にいい。荒川出身の冨田氏は、御母堂が麻布の出ということで、幼少時にこの辺りを手を引かれて歩いた記憶が残っているのだとか。で、蟇池。先日終了したNHK番組「ブラタモリ」で取り上げられたことがありました。なるほど。
検索してみると、こんなオモシロイサイトも発見。蟇池(がまいけ)現・港区元麻布二丁目10番(古地図巡礼 map pilgrimage)。こちら。
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