寒い日でした。久しぶりのプラハ書房。入店時、店主も席を外していて無人でした。しばらくしてご主人が来られ、暖房をいれてもらえました。
前回はコロナ禍の前でしたから、だいぶ時間がたっています。店内の通路も、床から積まれた本の山で、さらにふさがれたようです。ぎっくり腰がやっと治りかけの身では、残された狭い通路を侵入するには苦しいと判断しました。体の向きを変え、ひねるのがうまくできなくて、あやうく床から積まれた雑誌類を崩しそうになりました。
それでも行けそうな通路は遠慮なく侵入して、棚を見ます。すると、「本」の「本」といったジャンルの一角、積まれた山の上、なにげなさそうにぽんと置かれた一冊が妙に新しそうではありませんか。表紙がぴかぴかしてます。
手にとってみると、とても古書とは思えません。奥付を確認すると、2025年12月の発行。裏表紙をめくると鉛筆書きで1500の数字。半額以下です。
っということで、本日の購入はこれに。
*図書館を建てる、図書館で暮らす/本のための家づくり 橋本麻里、山本貴光 新潮社 2024年12月20日 発行 240頁 |
失礼だとは思いましたが、この本の入荷について尋ねてみました。すると、ご主人が自分で買った新刊書だったとのこと。びっくりです。
新聞の書評で読んで、神保町の東京堂で購入したのだそうです。読み終わったから店に並べたのだとのこと。最後のひと言が「これで、交通費になりました。」
粋な店主さんに、こちらも笑顔で「また、寄らせていただきます」。
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レシートにある19:30というのは、レジスターでの時刻合わせが設定間違いでしょうか。15:00前には、おいとましましたので。
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