サックスプレーヤー佐々木梨子さん

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ドキュメント20min.「Untitled -わたしは、ジャズに生きたい-」
 [NHK総合] 10月17日(月) 午前0:00~0:20 放送

録画を見ました。
札幌の高校3年生佐々木梨子さんはサックスプレーヤーです。アドリブに定評があるのだと紹介されていました。

7月にはアメリカのバークリー音楽大学へ短期留学。その後、東京で開催された SEIKO SUMMER JAZZ CAMP のオーディションに受かって参加。番組では、その様子が紹介されました。

地元の札幌では毎月5回くらいライブをしているといいます。いっしょのメンバーは彼女の年齢の倍以上の大人です。小さいころから有名だったと言われていました。ライブハウスでの人気はたいしたものでした。実力を評価されての人気です。いやはや。こういう高校生がいるのですねえ。

学校の様子も番組では紹介されていました。当然かもしれませんが、級友には、彼女の音楽は理解してもらえていないみたいでした。2人の友だちと廊下を歩きながらの会話

「梨子の夢は何なの?」
「だから音楽家の......」
「で なにしたいの?」

話し方が3人とも、のんびり、ほのぼの。人柄と仲の良さが伝わってきます。

ところが、話のなかみはかみ合いません。いまどき、佐々木梨子さんの演奏するようなジャズを聴く高校生は、皆無に近いでしょう。

佐々木梨子さんの目指している世界が、まわりの高校生たちとは違っています。この番組を見て、級友たちは、びっくりしたのではないでしょうか。この夏だけでも、バークリーへ短期留学し、東京ではジャズキャンプです。


番組では彼女がはじめて作曲したという曲を紹介していました。まだ題名がついていません。Untitled  ネット上でこの曲の完全版を公開しています。

わたしは、ジャズに生きたい―」佐々木梨子の演奏完全版 | NHK
リンク、こちら 


ふと思い出しました。何年か前、同じように取り上げられた女子高校生のジャズ奏者がいました。東北地方の出身だったような。その後、アメリカに向けて出発したのではなかったでしょうか。そういえば、今ころ、どうしているのか。