シックス・アパート社からMovable Typeのアップデートのお知らせメールを受け取っても、さぼって対応しないままでした。その間、脆弱性対策を知らせる緊急メールもあったのですが......。ダッシュボードにもお知らせが表示されています。
ダッシュボードのアップデートのお知らせ
アップデート
利用可能なアップデート(Ver. 7.9.4)があります。詳しくはMovable Typeニュースをご覧ください。
2022年 5月17日(火)
Movable Type 7 r.5202 の提供を開始
それぞれの入手方法について
個人無償版をご利用の方
個人無償版ダウンロードフォームより再度お申し込みいただき、改めてダウンロードしてご利用ください。
Movable Type 個人無償版ダウンロード
公式サイトにある「Movable Type 7 Manual」のとおりに実施しました。リンク、こちら。
Movable Type 7 をアップデートする場合は、旧バージョンからのアップグレードと同様の手順で作業をおこなってください。
とあります。「アップデート」と「アップグレード」は違うといってます。こうした用語の使い方がMovable Typeは面倒です。V6からV7へ更新することを「アップグレード」と呼ぶらしい。今回の作業はV7のなかでのマイナーな更新なので、「アップデート」に該当するみたいです。
ところが、公式サイトでいっているのは、「アップデート」する場合でも、「旧バージョンからのアップグレード」と同じ作業手順ですよ、ということでした。あーややこしい。
公式サイトの「Movable Type 7 をアップデートする」ページ にある、リンクから「旧バージョンから Movable Type 7 へアップグレードする」ページ を開きます。
まず、バクアップを取るよう指示があります。データベースも実施しました。
毎度のことながら、上書きアップロードでのアップグレードは推奨していないので、新規で実行します。
既存のアプリケーション ディレクトリと同じ階層に新規アプリケーション ディレクトリを作成する
ここでも、「アプリケーションディレクトリ」って、なんのこと? ですよね。その昔、インストールのときにわからなくて、用語一覧の覚書を作表した記憶があります。ここでいう「アプリケーションディレクトリ」とは、公式サイトからダウンロードして解凍したディレクトリのことです。今回でいえばMT7-R5202.zipを解凍してできたたディレクトリMT7-R5202のことです。当然のことながら、これはリネームしますが。
つづいて指示のとおりに実行します。「現在のアプリケーション ディレクトリから必要なファイルをコピーする」のは5つとありますが、プラグインは追加していませんので、3つをコピーしました。(別のブログでテーマを追加しています。)
最後に「アプリケーション ディレクトリの mt.cgi にサインイン」すると「自動でアップグレードが開始されま」した。瞬時で終了。mysqlのデータベースを更新しました。
データベースをバージョン 7.0042から更新しています...
グループのテーブルを更新しています...
deletefileinfoのテーブルを更新しています...
カテゴリセットのテーブルを更新しています...
コンテンツデータのテーブルを更新しています...
ジョブエラーのテーブルを更新しています...
SQLSetNames をデータベースから削除しています...
DEBUGレベルの値を変更しています (100%)
SECURITYレベルの値を変更しています (100%)
画像のメタデータを削除しています (100%)
WARNINGレベルの値を変更しています (100%)
モバイル用のサイト一覧ウィジェットを追加しています... (100%)
MTニュースのキャッシュを破棄しています...
データベースをバージョン7.0052にアップグレードしました。
最後に、
加えて、以下のコンポーネントのアップグレード、またはインストールが必要です。
TinyMCE バージョン 1.41
と出ましたが、とりたてて何もしませんでした。今のところ、支障なく使えています。何かトラブルがあれば、そのときに対処すればいいでしょう。
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作業は予想以上に短時間でできました。
【追記】
Movable Typeをアップデート後、再構築の時間が短縮しました。
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