大森「いあい医院」→両国「江戸東京博物館」

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 前回(7月7日)の薬がなくなる。酷暑がおさまりそうなので、大森まで出かけた。薬は「セレコックス錠」だけを抜くことになった。次に抜くとしたら、「ツムラ漢方防已黄耆湯エキス顆粒」とのこと。

1 ノイロトピン錠
2 メタメジン配合カプセルB50
3 ミヤBM錠
4 ツムラ漢方防已黄耆湯エキス顆粒(医療用)

 前回、血液検査について提示されたので、今回は実施するのかと思っていたところ、やらない方向で話が進んだ。「セレコックス錠」は前回の話の中で、飲まない方がよいとのことだったので、服用していない。痛みがあるが、肝臓へのダメージもあることが......というので、止めている。前回分がまるまる残っているので、今回は処方から外してもらう。

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 大森駅脇の「とんかつ香梅」が再開していた。久しぶり。
 その後、久々に再開した両国の「江戸東京博物館」へ。雨模様だったので、秋葉と神保町散策は中止。

 だいぶ長い期間、改修工事をしていたのが、この4月からやっと再開していた。

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 JR両国駅で下車。総武線ホームの下り側に地下へ降りられた入り口あり。現在は封鎖中。

 ホームを下って改札口へ向かおうとすると、なにやらギャラリー風の看板が掛かった入り口を見つけたので入る。現在は使っていない地下通路を利用して、両国駅の歴史を写真で展示していた。見学者の誰もいない展示通路をぶらぶら端まで行く。そこは登り階段で、先ほど気がついたホームへと続いていた。なるほど。

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 相変わらずに両国駅舎は関東大震災後の復興建物がいい。

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 国技館を横目に「江戸東京博物館」へ。今回の企画展は「東京150年」。料金は特別に払う必要なく、常設展料金で入れた。

 館内は前と変わりない。どこをあれだけ長期間、改修したのかわからなかった。

 今回は、江戸時代をスルー、明治以降を中心に見ることにした。関東大震災と東京大空襲の間が、わずか20年ちょっとしかあいていないことに愕然とする。ずっと『普請中』なのだ。

 常設展では、明治初年に撮った大きなパノラマ写真の2点が見応えあり。愛宕山からのものと神田ニコライ堂からのもの。ともに本では見ていたが、巨大なパネルを数枚分に拡大してあり、じっくり見られた。まだ、江戸の家並みが残っており、東京湾の海も見られるもの。大名屋敷跡と民家の家並みの様子、よろし。

 企画展は、さほど広くはなく、ひとつのブースを使っていたのみ。中に3ヵ所、動画を見られるコーナーがあった。2つを座ってゆっくり視聴。

 動画の一つは、マッカーサー直属カメラマンのフェーレス撮影。厚木から都内へ。1945年8月の様子。もちろんカラー動画。両側が瓦礫の中、車上からの撮影。都心では手持ち撮影。歩行者の身なりが精細に見られる。東京駅舎前、銀座和光PX前など。人々の年齢が若い印象。今は高齢者の方が多いだろう。和服、少なし。米兵多し。

 動画の二つ目は東京都撮影の戦後の推移。新宿駅西の浄水場跡が高層ビルになるまでなど。1970年代初期など。

 展示物は、地方によくある昭和の暮らしあれこれに足を止めた。地方都市のものよりも規模は大きい。室内再現展示では家具やTVが懐かしい。物品が精選されているのがわかる。昭和30年代~40年代、どれもきれいに磨かれていた。通路にあるスバル360の内部をのぞく。なんともはや。下水に脱輪したのを大人二人で持ち上げたという出来事を思い出す。

 夏休み中なので子ども連れ家族、このところ増加している海外からの来館者も多かった。

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