読書は格闘技 瀧本哲史 集英社 2016年4月30日 第1刷発行 |
瀧本哲史さんの名前が気になって読んでみた。章立てごとにテーマに対し、対照的な2冊を提示をして論じている。章末には、紹介としてそれぞれ6冊を挙げている。
目次
イントロダクション
心をつかむ
組織論
グローバリゼーション
時間管理術
どこに住むか
才能
大勢の考えを変える(マーケティング)
未来
正義
教養小説―大人になるということ
国語教育の文学
児童文学
それぞれの章ごとに紹介している本の題名を挙げれば、本書の特徴がわかりそう。もっとも、本書の眼目はそれだけではもちろんない。著者が論じる視点の新鮮さや展開するロジックの妙味、レトリックの面白さ等々。今風の読み物はかくあるべしという見本かも。
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