[NO.1380] 騎士団長殺し/第2部遷ろうメタファー編

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騎士団長殺し第2部遷ろうメタファー編
村上春樹
新潮社
2017年2月25日 発行

いっそのこと続けて読んでしまえ! ということで第2巻も読了。もっとも途中、読み飛ばしたところもなくはなかった。冗長に思える頁が出て来てしまい、自分でも、変わったことを思い知る。作者なのかこちらなのか。両方かもしれない。

おやっと思ったのが「註」の挿入。

p493
(ここで時間経過に関する私の註が入る。......)
こりゃあ、いったいだれの小説で目にしたことだったっけ? 外国文学のなかで思い出そうとして、ふと国内でも......戦後派にいなかったっかな? この手の書き方。
思い出せない。

最後の梗概みたいな終わり方がそっけなかった。分量を増やさないための方法だったのか。そんなはずはないだろう。で、なんで下巻じゃなくて第2部なんだろう。この続きはあるのか?