騎士団長殺し/第2部遷ろうメタファー編 村上春樹 新潮社 2017年2月25日 発行 |
いっそのこと続けて読んでしまえ! ということで第2巻も読了。もっとも途中、読み飛ばしたところもなくはなかった。冗長に思える頁が出て来てしまい、自分でも、変わったことを思い知る。作者なのかこちらなのか。両方かもしれない。
おやっと思ったのが「註」の挿入。
p493
(ここで時間経過に関する私の註が入る。......)
こりゃあ、いったいだれの小説で目にしたことだったっけ? 外国文学のなかで思い出そうとして、ふと国内でも......戦後派にいなかったっかな? この手の書き方。
思い出せない。
最後の梗概みたいな終わり方がそっけなかった。分量を増やさないための方法だったのか。そんなはずはないだろう。で、なんで下巻じゃなくて第2部なんだろう。この続きはあるのか?
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