映画の話が多くなって/本音を申せば 小林信彦 文藝春秋 2013年4月25日 第1刷発行 |
タイトルのとおり、映画の話が多かった。読後、昔の「本音を申せば」ほど面白くないな、と漫然と思っていた。しばらくしてから、その理由に気づく。本の話がぐっと減ったのだ。目が悪くなったのか?
小林信彦氏、映画は実によく見ている。映画館へも足を運ぶし、DVDでも。新作から古いものまで。で、古い映画についての蘊蓄が役に立つこともあった。なにしろ、年期が入っておられますから。内容も、邦画のアイドルものから洋画まで幅が広い。
TV局のはじめを知っていて、お付き合いのあった芸能人がいて......。記録としても残しておこうのお考えなのだろうな。
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