ローマの街角から 塩野七生 新潮社 2000年10月30日 発行 |
この人の本は、これまで敬して遠ざけてきた。ローマやギリシアをテーマにするのは、相手が大きすぎる気がしていた。それに、政治をテーマにしているところも、苦手に思えたし。
著者初の本ということで、小さなエッセイを選んだつもりだったが、丁度よかった。もっとも、時事ネタが多かったので、そこは差し引いて。何しろ、小渕総理がお連れを率いてローマ入りしたことに触れられても......。
もしかすると、今後、ギリシアと並んでローマ関連に手を出してもいい気が(少しだけ)、してきた。
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