Movable Type をアップグレードした

作業の中身は... MT3.2 → MT3.3 → MT4.36 → MT5.2.7

 最初に入れたMovable Type3.2のままだったのを、一気に(とはいっても、実際には上記のようにいくつかの段階を踏んでますが)Movable Type 5.2.7の最新版にした。作業自体は簡単なものだった。速度自体も速かったし...。

 最も悩んだのが、 MT3.2 → MT3.3 のとき。mt-config.cgiなるフォルダが必要となった。こんなのはそれまで無かったし......。

 で、公式サイトの説明によると MT3.2 → MT3.3 では mt-config.cgi は、そのまま(流用して)使えるとあったので、すっかり油断してしまった。更新作業の最初で止まってしまうのだ。ほぼ、一日を無駄にした。
 で、はたと思いついたのだ。mt-config.cgi の中に、mt-config.cgi のパスを通す記述が無かったことに。

 たまたま、mt-config.cgi-original と mt-config.cgi を開いて並べたところ、おやまあ! 
StaticWebPath http://www.example.com/mt-static
これさえ記述してしまえば、あとは魔法のごとく速く済んでしまった。

 公式サイトの説明には、たしかにパスを通せとあった気がする。しかし、すっかり勘違いしていた。CGIをパールに通す設定だとばかり考えていたので。Win使いであっても、あの書き換えが面倒なばかりに、Linuxと同じくuser/bin/にパールを置いているというサイトの説明を見たことがある。

 小粋空間さんのパレットもそのまま使えている。こんなに簡単なら、もっと早くからやっておけばよかったなあ。

 数年前にやった、文字コードを s-jis → utf8 にUPした作業のほうが今回の何十倍も大変だったので、そのときのことが記憶にこびり付いていた。そのことから、すっかりおかしな先入観を抱いてしまっていたのだった。

mt5.jpg