全貌ウィキリークス マルセル・ローゼンバッハ、ホルガー・シュタルク著 赤坂桃子、猪股和夫、福原美穂子 訳 早川書房 2011年2月15日 初版発行 2011年2月16日 再版発行 |
実録もの(それも翻訳)は久しぶり。何かと話題になり、その後はあまりマスメディアで目にしなくなりつつあるウィキリークス。本書を読み、なるほどといったところ。創始者ジュリアン・アサンジのこれまでの経歴といったところが興味本位な野次馬にとっては面白し。
ふと思い出した名前がラルフ・ネーダー。彼もまた、その昔、ジュリアン・アサンジと同じように住居を転々としていた。ただ、ジュリアン・アサンジはネットブックを手にしているところが、大きく違う。この差は大きい。
どうしても著者の視点によって価値感が左右されるので、そこを踏まえながらの読書になる。
ネット上ではセキュリティが重要とはいえ、なんともはや。一番確実なのは郵便による送付だという。
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