理系白書/この国を支える人たち/講談社文庫 毎日新聞科学環境部 講談社 2006年6月15日 第1刷発行 |
単行本が出たときに話題になり、それなのについ読みそびれ、その後この本の存在自体を忘れてしまっていた。中身は予想どおりの展開、っというか、書評を読んだときの記憶どおりかもしれない。前世紀の終わり頃、日本の技術者を取り上げたこの手のシリーズがいくつか流行ったことがある。NHKのTV番組でもあったな。
森博嗣による一連の小説やエッセイを読んだ記憶がよみがえる。理系の方たちの生態。
理科系といっても、大学に残った人たちと企業(それも研究職ではない)で働く技術者とは人種が違うだろう。本書では霞ヶ関のお役人にまで言及している。ひとくちに理系といっても、一緒くたのひとくくりにはできないだろう。
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