顔面採集帳 チチ松村 光文社 1998年7月30日 初版第1刷発行 |
著者による他の対談本で話題になっていたが、ついつい忘れてしまい、今回やっと読めた。顔面採集については、さほど珍しいものでもないだろう。この本が異色なのは、見つけた相手のあとを付けて行ってしまうところなのだ。その行動、いや発想自体、どう考えても、「変」。相手の後ろからそっと気付かれぬように追跡するのだが、中には地下鉄に乗って、最後は家まで行ってしまう例も。紛う方なくストーカー。
くらげを飼育する著者だけに、なんだか変な感覚を覚える。
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