インタビューの教科書 原正紀 同友館 2010年11月16日 初版第1刷発行 |
マニュアル的な内容。初対面の相手に目的をもって話を聞き出すという場面は、専門的な職種に限定されてしまうかと思うと、実はそんなこともなく、多面的な活用が想定されるという。しかし、
ビジネスの場にかぎらず、「婚活」で相手の結婚観を聞くのも、家庭で思春期の子から学校でのようすを親が聞き出すのも、すべてインタビューといえます。
とはいかがなものか。無理がありそう。これは、むしろカウンセリングなどの心理学的な分野に属する事柄ではないかな。
インタビューのテクニックは、人と対話をして何かをつくりあげていく、何かを引き出そうとする、などといったすべての場面で使えるものだといえるでしょう。
こっちの視点からなら、利用できる場面も増えそうかもしれない。コミュニケーションという分野が広く取り沙汰されてきている現在、こういった本は今後さらに増えるのだろうな。昔から、いくらでもたくさんありそうだけれど。
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