志ん生芸談 古今亭志ん生 河出書房新社 2006年7月20日 初版印刷 2006年7月30日 初版発行 |
坐談の名手・古今亭志ん生師匠の名演。貧乏長屋、酒の武勇伝、遊郭の艶話、旅の逸話......。聞き書き、インタビュー、対談で構成。昭和の名人・人間志ん生の魅力のすべて。 出版社サイトの紹介から リンク、こちら
短いものから対談まで、いろいろ。
同じ内容の繰り返しも多いけれど、それも一興。
最後の大宅壮一氏との対談「おしゃべり道中」が一番面白し。
志ん生が隠れるように勉強、稽古に励んでいたという話、[NO.1119] 小沢昭一がめぐる寄席の世界に度々出てきたことを思い出す。
初出一覧
【語り】
将棋で徹夜(『オール語物』64.3)
実用むき(『週刊朝日』52.7.13)
天狗の告白(『サングラフ』56.10)
銭を求めて(『オール語物』52,12)
貧乏と隣合せで五十年(『人物往来』55.1)
お化け長屋は愉しき哉(『人物往来』57.6)
ナメクジと闘う(『丸』55.2)
好色の戒め(『日本』58.1)
ごあいさつ(『志ん生廓ばなし』70.1/『志ん生長屋ばなし』70.8/『志ん生江戸ばなし』71.3、立風書房)*
私のくらし(『週刊読売』54.4,11)
処世哲学(『評』57.2)
ずぼらで呑んべで......(『週刊文春』61.12.4)
「紫綬褒章? そうだってね」(『週刊大衆』64、11.19)
古今亭志ん生という男性(『週刊サンケイ』64.11.23)【対談】
古今亭志ん生の巻(徳川夢声『同行二人』養徳社、50.11)
笑わせたがらぬ笑いの名人(『週刊読売』52、3.1)
かたい話やわらかい話(『サンケイ読物』56.18)
とかく浮世というものは......(『別冊週刊サンケイ』56,10.25)
おしゃべり道中(『娯楽よみうり』57.2,1)
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