[NO.1105] もっとも危険な読書

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もっとも危険な読書
高橋源一郎
朝日新聞社
2001年4月1日 第1刷発行

ドキドキ読んだ?......内外の小説や詩をはじめ野球や競馬ワインや音楽映画やAVマンガや科学まであらゆるジャンルの本を深読みした「読書探偵タカハシさん」の笑いと涙ありポルノあり鋭い批評ありの〈ぜんぶ本の話〉129編!  出版社サイトの紹介 リンク、こちら 

源ちゃんの書評関連書です。どちらかというと、前世紀末までの内容なので、現時点からだと言説がさらに変わってしまっているかもしれません。

おやっと思う本の紹介が、ページを繰るごとに増えてくることが不思議です。これはなぜなのか。とにかく後半になると、読んでみたくなった本が多くて困りました。文字通りの嬉しい悲鳴ってやつです。この忙しい時期に、読み切れないぞ。課題図書、11冊追加。

おやっと思ったのは、理科が苦手だったという記述でした。この人、できそうなイメージだったがなあ。

p232
私は理科が苦手だった。特に物理と化学。わからない→嫌い→テストができない→さらに嫌いになる、という悪循環で、ついには「摩擦」とか「滑車」とか「モル」という言葉を見るだけで気持ちが悪くなった(マジで)。ちなみに、高校最後の物理のテストは0点。

室井佑月氏と結婚していた頃の話が出てきて、ふーんでした。いったい、どんな家庭だったのかな