私のマルクス 佐藤優 文藝春秋社 2007年12月10日 第1刷 |
ひとつ前の[NO.1094] ハイスクール1968に描かれた学生運動と比較すると、なんともはや。四方田犬彦氏の東大入学と佐藤優氏の同志社大入学は10年と離れてはいない。それなのに、なんと違うことか。もっとも、学生運動自体が80年代に存続していたこというそのことが、すでに驚きかもしない。
[NO.1091] 僕らの頭脳の鍛え方によれば、佐藤氏は学部生のうちに院生と一緒に授業を受けていたほど熱心だったため、その頃すでに下級生相手に講義をしていたとのだいう。同志社の神学部とはまたなんともはや。それにしても、濃い人生だなあ。
巻末に、著者が本文中で言及した書名リストあり。これが、とてもよろし。
コメント