装丁道場/28人がデザインする『吾輩は猫である』 グラフィック社編集部 編 グラフィック社 2010年7月25日 初版第1刷発行 |
面白い趣向。28とおりのデザインによる『吾輩は猫である』。条件は、定価1400円で四六版の上製本として依頼したとのこと。しかも、たった1冊として、製本までも行ったという。コストとしては1000冊作っても、ほぼ変わらない手間暇だというから、手間暇だけでなく、費用もかかっているということらしい。企画を通せたことがすごいと思ってしまう。
各作品とも、きれいな写真を見ていて飽きることがない。
出版社サイトに紹介があるけれど、ポイントであろう28名のデザイナー諸氏の名前が欠けていますので、ここに抜粋。
寄藤文平/帆足絵里子/松田行正/針谷建二郎/池田進吾一/平林奈緒美/葛西薫/新村則人/長嶋りかこ/大久保明子/奥定泰之/Blood Tube Inc/原条令子/櫻井浩/buffalo-D/長友啓典/クラフト・エヴィング商會/松蔭浩之/佐々木暁/collect apply design company/祖父江慎/佐藤直樹
extra case
堤徳(バーコードのデザイン提案)/紺野慎一(本文組版の提案)/鈴木貴(本文用紙の提案)/鳥海修(本文書体の提案)/都築晶絵(製本の提案)/岩淵恒(本文用紙の提案)
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本文で、もっとも興味をそそられたのが祖父江氏の文章。『吾輩は猫である』初出時の段 組構成などについて、詳細な解説、たまらない魅力です。
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