本棚探偵の冒険 喜国雅彦 双葉社 2001年12月10日 第1刷発行 |
ここまで古本を買うという行為にのめり込めるということは幸せなのかな。資金がそれだけ費やせるということ、その一点だけでも羨ましい限り。
物欲の虜になっている自分とそれを外から眺めているご本人。そのギャップが面白し。
巻末、著者検印がオリジナルでいい。
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【追記】
目黒考二さんが、ご自分の著書 [NO.812] だからどうしたというわけではないが。 で、本書のことに触れています。リンク、こちら
喜国さんよりも上の世代である目黒考二さんが、ネット上の蒐集譚を興味持って読みふけっているという話からはじまります。ネット上の記事を読みふけるという行為が新鮮だったのでしょうか。それよりも、新古書店なる存在をどうとらえたらいいのか? 古本界におけるまったく新しい世代の登場とまでいってます。
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