[NO.1006] 走ることについて語るとき僕の語ること

hashirukotoni.jpg

走ることについて語るとき僕の語ること
村上春樹
文藝春秋
2007年10月15日 第1刷発行

年を経るごとに走ること、ましてや長距離などやっていない。し、やろうとも思わないのに、どうしてこの本を手にしてしまったのやら。全編が文字通り走ることについての記述のみ。走ることで考えたこと(村上氏の言葉では「経験則」)のも含まれるけど。

それにしても、挟まれている著者の写真はどれも無駄な脂肪がついていないのにびっくり。デビューしてから何年も経っているのに。

おやっと思ったのは、ときどきお世話になっているというストレッチの専門家について紹介しているところ。若い女性で、かなりきついストレッチをするのだという。30分くらいの時間であっても、下着まで汗でびっしょりになるのだとも。
それって、例の最新作『1Q84』に出てきたお姉さんとそっくりでは? なんだかクスッと笑ってしまいそう。モデルなんでしょうか。