文庫ハンターの冒険/町めぐり、古書さがし 司悠司 学陽書房 2003年3月14日 初版印刷 2003年3月22日 初版発行 |
なぜに文庫なのか。古書店巡りを趣味にしている人の中で、文庫本に限定している方って、どのくらいの比率なのでしょうねえ。文庫っていうとどちらかというと、サブカルっぽい印象を得てしまいそう。
なにしろ、探せば数百円も出せば、半世紀以上前のハードカバーが、それも奥付にはきれいに押された著者による検印があるものを買える現代に。
その昔、書店が置いている辞典のような文庫総目録を買っていた身としては、なんともいいようのない......。もちろん、文庫本サイズの各出版社ごと目録は、もちろんのこと集めていました。それも何年分も。
それもこれも、みーんな処分。
本書に掲載されている、珍しくなってしまった文庫表紙の写真を見て、確認のために慌てて自分の本棚へ。結構、あるものなのですねえ、処分しなかった中に。
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