ひろい世界のかたすみで 橋本治 マガジンハウス 2005年10月20日 第1刷発行 |
いくらバブル期の家賃が大変だったとはいえ、いったいどれくらいたくさんの原稿を書いていたのでしょうか。大変な分量です。とても後追いして読み切れず。その後は家賃もとうに下がったことでしょうに。原稿を書くという作業は孤独なものです。
こうした原稿を書くことが、お好きなのでしょうかねえ。
橋本氏の幼年期・少年期のことが面白そうで手にしました。期待に違わない内容。不思議な環境。
ってことで、P174~「IV 個人的な歴史 try to remember」は、たまらない内容でした。初っぱなの「try to remember」から読ませてくれます。いいですねえ。他のものも。こういうのをもっと読みたいところ。
目次は、あのサイトならあるだろうな、と思って調べると、ありました。この方は、すごい。
他にも、こんなサイト発見。その中の橋本治の文章の技術面についてには、つい引き込まれ、読みふけってしまいました。
コメント