新・利根川図志 下/野田から佐原 銚子河口へ 山本鉱太郎 崙書房 1998年3月31日 第1刷発行 |
いつの日か赤松宗旦の『利根川図志』を超える本を書きたいと、少年のように夢みつづけ、奥利根から銚子まで何十回となく歩き続けてきた。と上巻に書き綴った山本氏の本領が発揮されています。利根川を中心とした文化が花開いたそれぞれの土地へ足を運び、旅行作家の筆は留まるところを知らず。実に多方面に渡る内容となっています。こりゃあ、確かに利根川図志を超えているかも知れません。
本書を手に、それぞれの地域を巡ってみたくなります。
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