世界文学を読みほどく/スタンダールからピンチョンまで/新潮選書 池澤夏樹 新潮社 2005年1月15日 発行 |
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はじめに
これは二〇〇三年の九月に行われた京都大学文学部の夏季特殊講義の講義録である。七日間、午前と午後に分けて、計十四回の講義を行った。
冒頭に講義の様子が写真で収められています。参加者をざっと数えると30人弱。小さな教室です。もっと大きな教室を想像していました。
目次
はじめに
九月十五日月曜日 午前 第一回
総論――1
九月十五日月曜日 午後 第二回
総論――2
九月十六日火曜日 午前 第三回
スタンダール 『パルムの僧院』
九月十六日火曜日 午後 第四回
トルストイ 『アンナ・カレーニナ』
九月十七日水曜日 午前 第五回
ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』
九月十七日水曜日 午後 第六回
メルヴィル 『白鯨』
九月十八日木曜日 午前 第七回
ジョイス 『ユリシーズ』
九月十八日木曜日 午後 第八回
マン 『魔の山』
九月十九日金曜日 午前 第九回
フォークナー『アブサロム、アブサロム!』
九月十九日金曜日 午後 第十回
トゥエイン 『バックルベリ・フィンの冒険』
九月二十日土曜日 午前 第十一回
ガルシア=マルケス 『百年の孤独』
九月二十日土曜日 午後 第十二回
池澤夏樹『静かな大地』
九月二十一日日曜日 午前 第十三回
ピンチョン 『競売ナンバー49の叫び』
九月二十l日日曜日 午後 第十四回
総括
付録 『百年の孤独』読み解き支援キット
あとがき
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