モバイル書斎の遊戯術 山根一眞 小学館 1999年7月10日 初版第1刷発行 |
再読。かつて、興味をもって精読? した本は、中身もよく覚えていました。電子機器購入が、そのまま記事ネタになるという幸福な環境に、当時うらやましく思ったのは、私だけではなかったでしょう。
PCに関しては、著者の方針がマック信者だったこともあって、初読時からあまり共感できませんでした。何よりもモバイル関連が白眉。それもキーボード付き。TXT入力という一点に絞ったモバイルには、自分自身ものめり込んでいただけに、強く共感したものです。
DOS版モバイルギア(DOS化については触れていません)。アルデータ。このあたりについての記事は、興味津々で読んだ記憶があります。今回、久々に読み返してみても、けっして記事が色あせていません。
さすがに、シャープB5サイズワープロ、『WV-S250』は手にすることがありませんでした。ジャンクショップでも目にしていません。特別機能により、通常ワープロ画面から記者用ワープロになる、なんてワクワクしてしまいます。
ここでポイントとなるのが、『HP200LX』に対する扱い方ではないでしょうか。いくらHP200LXの入力が優れているとはいえ、両手によるタッチタイプができなくては興味の対象外になってしまうのです。
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