[NO.377] 世界一大きい砂時計/「鳴き砂」の町・仁摩に刻む

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世界一大きい砂時計/「鳴き砂」の町・仁摩に刻む
志波靖磨
中国新聞社
平成9年4月10日 発行

 鳴き砂の浜を有する島根県西部にある仁摩町。そこの町長さんが世界一大きな一年計の砂時計を作ろう、と計画。その計画に携わった記録です。
 砂の量は約一トン。ところが、巨大なガラス容器を国内で作れるところは無かったとのこと。行動力のある町長さんはドイツまで行き交渉したのだそうです。
 著者は、この計画を依頼された同志社大学工学部三輪教授の門下生。技術屋さんとしての活躍が綴られています。