ぶらり散策 懐かしの昭和/消えゆく昭和の建物をたずねて 町田忍 扶桑社 2001年4月20日 初版第1刷発行 |
1950年生まれという著者略歴が秀逸。肩書きは庶民文化探求家だそうです。銭湯の浴槽につかっている写真(もちろん頭には手ぬぐいかタオル)。20年 以上かけて全国を回って、入った銭湯の数は2000軒を越えるのだそうです。約1年半は警視庁警察官として勤務した経験もあり、警視総監賞受賞だそうで す。
目次
●昭和は遠くになりにけり
街歩きのすすめ
●デパート散策
デパート自体の建物を観察する
デパートは散策に最適なスポット
デパートの内部を観察する
ほれぼれするようなエントランス
子供心にもワクワク・ドキドキ王様気分のエレベーター
いつも賑やかで華やいでいた
大食堂には夢があふれていた
なぜ?なぜ?その①
「なぜデパートの屋上には、鳥居がある?」
アミューズメント的要素で眺める
デパートの屋上
デパートのシンボル
●銭湯散策
極楽浄土の浴室
銭湯建築の地域差・東京VS大阪
銭湯の内部を観察する
銭湯は工夫に満ちている
銭湯建築は、こと細やかで一流の腕の見せ
拘りが光る銭湯の面構え
銭湯は、ギャラリーだ
なぜ?なぜ?その②
「銭湯とケロリンの不思議な関係」
銭湯代表格・廿世紀浴場
銭湯代表格・大黒湯
銭湯代表格・船岡温泉
眺めているとほっとする
伝統絵画のグラフィズム・ペンキ絵
生まれ変わった銭湯の余生
伝統絵画のグラフィズム・タイル絵
●遊廓散策
失われし建物を求めて
東京都・吉原遊廓
東京都・芝浦見番
愛知県・中村遊廓
福井県・三因町
京都府・五番町
京都府・橋本
京都府・中書島
福岡県・栄町
赤線という言葉があった頃
●薬局散策
薬局でクスリを買うたびいつもおまけが楽しみだった
薬局の細部を観察する
薬局のステイタス 看板
変身するマスコット
300年の歴史をもつ富山の薬売り
薬局のショーウィンドーは、博物館
薬局の内部を観察する
なぜ?なぜ?その③
「どうして薬局は景品をくれる?」
懐かしクスリ広告
●写真館散策
写真館をじっくり、たくさん観察する
昔は写真を撮るといったら正装して写真館で撮ったもの
街に写真館のあった頃
●アクセス
●あとがき
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