青山二郎の素顔/陶に遊び美を極める 編者 森孝一 里文出版 平成9年2月1日 平成18年11月28日 新装版 |
松岡正剛氏曰く
青山を知るには青山の周辺の人物が青山を語っている のが無類におもしろい。代表作は白洲正子の『いまなぜ青山二郎なのか』(新潮社)であろうが、森孝一編集の『青山二郎の素顔』(里文出版)に入っている小 林秀雄、河上徹太郎、永井龍男、今日出海、大岡昇平、宇野千代、中村光夫、梅崎春夫、廣田煕、徳田一、野々上慶一、蝦名則らの青山語りは、まことに読ませ る。
(松岡正剛の千夜千册第二百六十二夜【0262】2001年4月3日青山二郎/『眼の哲学・利休伝ノート』1987 小沢書店・1994 講談社文芸文庫)から引用
本書の魅力はアンソロジーでかためた青山二郎像でしょう。Ⅰ部として上記の方々の文章が掲載され、Ⅱ部には「青山二郎の交遊録」として、交遊のあった人物との様子を著者森氏の文章でまとめられています。
Ⅲ部には年譜が写真付きでありました。
アーカイブス1へ
コメント