本棚が見たい!2 川本武 ダイヤモンド社 1996年10月18日初版発行 |
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◆ ◆
「物書き」のいた時代
本書の書き手である川本武さんは、作家胡桃沢耕史への訪問で、「物書き」なる言い方をします。
P.69
本好きが高じて物書きを志した人は珍しくないが、
今ならさしずめ「ライター」でしょう。でも物書きとライターじゃ、その意味するところが違いすぎないか。
なんてことを考えながらページをめくります。
著者の川本武さんは、自分のことを本書では「リポーター」と称していました。
ちなみに川本さんは1938年、フィリピン・マニラのお生まれ。作家胡桃沢耕史さんが1925年です。
雑誌「ダイヤモンド・エグゼクティブ」に、胡桃沢さんの記事が掲載されたのが1993年6月号。その翌年、胡桃沢耕史こと清水正二郎さんは68歳で亡くなりました。胡桃沢さんにかぎらず、次に訪問した田中小実昌さんといい、なによりもご本人が面白い。
PART1、PART2からだと井家上隆幸さんの本棚が、もっとも「おやっ!」でした。PART3は「おやっ!」率が高かったような。まず最初が松岡正剛さんですから。
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