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▽リリーフランキーとナンシー関
NHK総合 2006年4月11日(水)23:00
さようならの風景/ナンシー関が見たテレビ
ナレーション 広瀬修子

ナンシー関の部屋をリリーフランキーが訪ねる

4月11日(水)23時過ぎ、NHK総合で放映された番組。やっと時間が取れたので、いつものように録画しておいたものを見ました。ナンシーさんが彫った消しゴムの数は5000個。一日15時間TVを見ていたといいます。
番組の中で、リリー・フランキーが故ナンシーさんのマンションを訪ねます。そして彼女がTVを見るため奮発して買ったという革張りの椅子に座りました。感無量。ナンシーさんが亡くなった晩、たまたま対談を予定していたのがリリー・フランキーとのこと。対談場所として予約していた店のママさんが書いた文章を、先日読みました。よかったです。
番組の中で、ナンシー氏生前のインタビュー映像が流れました。「(自分の)夢は、80歳になったとき、日本の名工100人に選ばれること」、と答えていました。


【追記】
 ナンシー関の部屋
leelee555

こちらの番組がyutubeにアップされているのをみつけました。よくぞ、これまで削除もされずに残っていたものだ、と感慨深い思いにかられました。yutubeへの、この投稿は16年も前のものだとあります。つまり、16年間も削除されずに残っていたということです。あえて、アドレスを載せることは控えます。きっと検索ワードでヒットするでしょう。(残ってさえいれば)

自分でもどこかに保存していたはずの録画ファイルが見つかりません。処分はしていないはずなので、必ずどこかにあるはずでなんですが。

言い訳はさておいて、こちらのyutubeはありがたかったです。キャプチャ画像をとりました。ナンシー関さんが、画面に映し出されたこの椅子に座って、一日15時間もテレビを見続けたという、あの椅子を、また目にすることができました。
ナレーションいわく、「ナンシーがテレビをみるためにあつらえた特等席である」。
妹さんいわく、「この椅子を買ったときは、けっこう自分もがんばって買った、みたいなことをゆ(言)ったんですよ。」
「あつらえた」「がんばって買った」というだけあって、立派な椅子です。オットマンも付いている、(おそらく革張りであろう)重厚な椅子です。

なによりも、記憶に残っていたのは、座り手の手垢で黒く薄汚れた跡でした。立派な革張りの椅子の(ナンシー関さんが)手を置いたであろう、その場所です。リリーさんが、なぞるように、そっと手を置きました。