あやふや記憶の本棚/思い出せないあの本、探します あやふや文庫 著 飛鳥新社 2024年10月31日 第1刷発行 159頁 |
断片的な記憶しかない本がほしくなったとき、どうしたらいいでしょうか。
そんな人のために、5年前から「あやふや文庫」というX(旧ツイッター)のアカウントを運営している著者が、これまでに集まった膨大なやりとりの中から、おもしろそうなものをまとめました。
Xのアカウントは現在も継続していますから、そちらを見ることもできます。
@ayafuyabunko
公式ホームページ
https://ayafuya.work
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ネットから継続中のやりとりを見ると、その膨大なやりとりに目がまわりそうになりました。さっき、覗いてみると、No.9159でした。もうじき1万冊です。
X(旧ツイッター)を使って、うろ覚えの知識から、みんなで記憶の彼方の書名を調べるという手法は面白そうです。
1980年代、赤木かん子さんの「本の探偵」が話題でした。今ならSNSを利用すれば、より効率いいですよね。
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SNSのやりとりをまとめたという本書は、構成・レイアウトがSNS風。きわめて見やすいので、あっという間に読み終えます。ページ数も少なめ。
ネットを介しても、書名が判明しない本もあるというところに興味をひかれました。そりゃそうですよね。本書でも2冊、不明が紹介されています。
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