日乘:Note to Self

[映]夏の終わり WOWOWシネマ 231207木 08:00～ 満島ひかり、綾野剛、小林薫という実力派俳優たちの共演で、瀬戸内寂聴の聡明小説を映画化した恋愛ドラマ。男性２人の間で板ばさみとなって揺れる、女性の心を鮮烈に描写。

ネットのテレビ番組表に載っていました。Yahoo!テレビ.Gガイド でも 【Gガイド.テレビ王国】でも、同じです。

違和感を覚えながらも、近年は 聡明小説 なる用語が使われるようになったのかと思いました。たとえば、教養小説（ビルドゥングスロマン） みたいな。それにしては、内容とそぐわない（ですよね）。聡明でいたくてもいられないというストーリーなのですから。

そのうちに、これは入力者の誤用かな？　と考えることにしました。寂聴さんの人生指南役風のイメージ（個人的にはそうは思えません）が、聡明というワードと（無意識のうちに）結び付いたとか。いずれにしても、単純なタイプミスではないでしょう。

「思い違い」もいきわたれば、「（間）違い」ではなくなるのかも。