(昨日ついに)妻沼の聖天寿しを食す

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埼玉県熊谷市の妻沼聖天さまの隣で、200年前からやっているという「聖天寿し」は、お昼近くで売り切れてしまいます。何年か前に寄ったときは案の定、売り切れていました。今日は10時過ぎに着きましたが、平日にもかかわらず、すでに何人も並んでいました。テイクアウト専門なので、すばやく列は進みます。

お店から道一本へだてた境内に見つけた、立派なあずまやで食べました。パックのなかみは、見たことのないほどの長いおいなりさんが3本と海苔巻きです。大人の男性でも十分な量です。田舎風な油揚げの味は濃いめでした。

並んでいた皆さんは、手提げ袋持参の地元組みらしく、さっさとお帰りになってしまいました。ほかに境内で食べている人などいません。コロナ禍でもあるので、掲示板には食べ歩きはやめてくださいとありました。境内で作業をしているかたに確認すると、食べても構わないとのことでした。

境内を散策したあとは、ウォーキングがてら妻沼の町をぶらぶらしました。まず聖天さまから南下して「聖天山歓喜院 本坊」へ。夏空に境内の緑がはえて、とてもお彼岸とは思えません。門前の「小林だんごや」先を右折してから南下。三つ目の角を左折して星漢堂鍼灸院の方へ。残念ながらティールーム「tea drop」は閉まっていました。帰宅後にサイトを見ると、不定期でやっているとあります。ページで営業日を確認できます。

路地から太田熊谷線に出ると、目の前に出てくるローソン熊谷妻沼店の前にある自転車店「サイクルショップはす」店頭には、数本の番傘が置いてありました。傘の脇に立つ旗に「えんむすび日傘~番傘をさして門前町を歩いてみませんか~」とあります。観光用に用意された日傘です。申し出れば、無料で借りられるのだそうです。聖天様近辺のいくつかのお店には用意されているとのこと。案内の地図が熊谷市のサイト内にありました。リンク、こちら  「妻沼交差点」向かい角にある「きもの小池屋」にも番傘は置いてあったみたいです。

そのまま道なりで「妻沼中央公民館」へ。ここには「図書館」と「公民館」と「妻沼展示館」が同じ敷地のなかに並んでいます。展示館では廃線になった東武熊谷線(妻沼線、どちらも使われたとのこと)で走っていたディーゼルカーの車両が見られます。残念ながら、駅舎跡やこの近辺での廃線跡は見られませんでした。観光資源として、もったいない気がしました。茨城県の真壁では、サイクリングロードとして整備され、駅舎跡が休憩施設に転用されていました。妻沼線跡は宅地化が進んで、環境としての風情はありませんが。

そこから交差点に建つ坂田医院旧診療所へ。昭和6年に建った病院です。残念ながら建物内へは入れず。外壁のスクラッチタイルを写真に撮りました。目の前の交差点を右折し、妻沼さくら公園(古い明治の小学校跡みたい)、NTT、消防署を見ながら西に進むと出てくるJA妻沼中央出荷所の前の路地を右折して、用水に沿って北上しました。ため池脇の木陰にはベンチが併設され、公園風な情景が続きます。用水の右側の道を北上してふたたび縁結び通りに出たところで、また右折。これで聖天さまに戻ってきました。境内に入る前に、古い建物「めぬま館・お休み処」内に併設された「フベンな本屋 むすぶん堂」が開店していたので寄りました。散歩に出る前には、まだ開いていませんでした。開店して間もない古本屋さんです。

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今月のはじめの「じゅん散歩」熊谷で見たグライダー滑空場へ寄ろうか考えましたが、今回はやめました。次に熊谷駅方面への移動を考えましたが、これもやめ。結局、逆方向の群馬県太田市へ向かいました。太田駅前に数年前できた「太田市美術館・図書館」を目指しました。駅前がさびれ、これ以上に空洞化が進むのをくい止めるために建てたのだそうです。デザインも斬新だし、内部の動線が工夫されています。傾斜した通路に沿って、高い天井まで伸びた本棚を見上げていると、きりがありませんでした。至福のときです。棚はテーマ別に分類され、飽きません。かつて八重洲ブックセンターに開いた「松丸本舗」や所沢の「角川武蔵野ミュージアム」で、松岡正剛さんがやろうとする(した)ことに近い印象を受けました。規模は違えども。

美術館とカフェも入っています。時間が許せば、もっとのんびりしたくなりました。

一日の最後は、金山展望台から頂上の新田神社まで、ちょこっとだけ低山徘徊の気分を味わいました。湿度が高くて、思ったほどの眺望ではありませんでした。

一日の歩数計は10km弱でした。