日乘:Note to Self

　テレビ番組『ゴロウ・デラックス』で、おやっと思ったことが２週続いた。番組硬式サイトからのサブタイトルが、「おしゃべり好きの稲垣吾郎がＭＣを務める／業界唯一無二のブックバラエティ」とのこと。

２月８日放送分から

　ゲストが作家の吉本ばなな。執筆をする上でかかせないアイテムは？　という質問への答えとして出てきたのが「ポメラ」だった。（ＴＶで見たところ機種は「DM200」）。

　仕事部屋もあっても、ほとんどリビングで書いている。MacBookもあるけれど、ついメールなどの他のことに気持ちが削がれるので、ポメラを使っているという。データのやりとりは、メモリのSDカードを抜き差しして、MacBookへ移すのだとも。

　番組ではポメラに話題が集まっていたけれど、あえて折りたたみキーボードではない機種を選んでいることの方が気になった。吾郎さんと相方の外山惠理さんも、ポメラについては知識がないようだった。

２月１５日分から

　【ゲスト】芥川賞受賞 上田岳弘・町屋良平/直木賞受賞 真藤順丈。その中で、上田さんの仕事部屋紹介として執筆の様子が出る。話題になったのがキーボード。使うパソコンは何台かあるけれど、キーボードは同じもので統一とのこと。同じキータッチじゃないと進まないという。すると、隣から真藤さんも同意見、やっぱりキータッチは大事だという。画面で見ても、機種はわからなかった。黒のテンキーがついた普通のもの。東プレの高級品というわけでもなさそう。

　ノートPCを使っても、あえてキーボードは別のものを使うというケースは目にすることがある。やっぱりキーボードは現代の筆記用具なのだ。筆記用具を選ぶようにキーボードも選びたい。