[NO.1395] 町を歩いて本のなかへ

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町を歩いて本のなかへ
南陀楼綾繁
原書房
2017年6月30日 初版第1刷発行

対談は度々読んでいても、南陀楼綾繁氏の本を読むのは初めてだったはず。ボリューム満点、読みであってよかった。雑文集のかたまり。

p089
図書館に泊まろう!(山形県置賜地方)
遅筆同文庫(川西町図書館内)に一泊する催しに参加したという。自由に好きな場所で寝られるので、著者は遅筆堂文庫の井上ひさし蔵書棚の前で寝たのだという。すごい。

サイト「日本の古本屋」中に南陀楼綾繁氏ご自身による本書の紹介が出ている。リンクこちら

そこを読んで納得。先日、読んだ岡崎武志著『気がついたらいつも本ばかり読んでいた』と同じく原書房の百町研一氏が編集したのだという。

谷根千にも、わめぞにも、一箱古本市には、しばらくご無沙汰している。この春には行けるだろうか。

著者は『季刊・本とコンピュータ』の編集に参加し、そこで津野海太郎氏から編集の手ほどきを受けたのだという。なるほど。