ブルーバックスシリーズ

 『本の雑誌2016年9月号 特集=映画天国!』を読んでいて、p120「記憶の本棚」(若島正)の中に ブルーバックスの『マックスウェルの悪魔』(都築卓司)が出てきた。他に『不確定原理』も。どちらも1970年初版だという。ちょうどその頃、ブルーバックスというシリーズを知り、目録を眺めることが楽しかったことを思い出す。表紙や中のカットに藤井旭が描いていたものも多かったような。

 他にも岩波新書『新しい地球観』(上田誠也、1971)も紹介しているが、こちらは全く記憶にない。いくらかは天文少年でもあったのに。