続々と 経験を盗め 糸井重里 中央公論新社 2006年1月25日 初版発行 |
『経験を盗め』シリーズの3冊目。
対談の中で「禁煙という挑戦」が目を引いた。1巻目『経験を盗め』の中で掲載されていた対談写真に、煙草を手にしていたのが、今回はこれ? と思った次第。まして、対談相手が山村修氏。『禁煙の愉しみ』を出版、ご自身も実践。そして、肺がんのために56歳で亡くなった。山村氏のペンネームである狐氏の書評をもっとたくさん読みたかったのに。
それと、「歩く楽しみ」として対談相手が池内紀・デューク更家の両氏。ちょうどこの頃、メディアに更家氏が出てきた頃かな? 可笑しかったこと2つ。
その1
糸井重里が振る話題に池内氏、更家氏それぞれがしゃべる。が、この両人が言葉を交わさない内容がある。そこがおもしろかった。池内氏と糸井重里がやりとりしているところへは、ほとんど更家氏はからんでこないことが多い。
その2
糸井重里が真顔? で更家氏に聞いてしまったところ P074
デュークさん......これ、ご本名なんですか?
本名は更家タクヤで、デュークは仕事をする時に使います。
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