[NO.1339] 〈座談〉書物への愛

syomotuheno.jpg

〈座談〉書物への愛
粕谷一希
藤原書店
2011年11月30日 初版第1刷発行

座談集なので読みやすい。

高橋英夫と

p16
『書物についてーーその形而下学と形而上学』清水徹著/岩波書店、2001年
『書物の中世史』五味文彦著/みすず書房、2003年
『書物史のために』宮下志朗著/晶文社、2002年
書物について考える本が続いて出版されたという。

p24
戦前、小林秀雄全集が創元社から出たことについて、粕谷氏曰く
三高、仏文出身の池田一朗(隆慶一郎)が若いときに創元社に入り込んで、全巻編集したのだという。なるほど。しかも、映画のシナリオを書き、その後、小林秀雄が死んだので安心して小説を書いてデビューしたのだとも。小林が生きている中は怖くて書けなかったという。

宮一穂
講座派、労農派論争が出てきた。

森まゆみが出てきて、流れが変わる。