〈座談〉書物への愛 粕谷一希 藤原書店 2011年11月30日 初版第1刷発行 |
座談集なので読みやすい。
高橋英夫と
p16
『書物についてーーその形而下学と形而上学』清水徹著/岩波書店、2001年
『書物の中世史』五味文彦著/みすず書房、2003年
『書物史のために』宮下志朗著/晶文社、2002年
書物について考える本が続いて出版されたという。
p24
戦前、小林秀雄全集が創元社から出たことについて、粕谷氏曰く
三高、仏文出身の池田一朗(隆慶一郎)が若いときに創元社に入り込んで、全巻編集したのだという。なるほど。しかも、映画のシナリオを書き、その後、小林秀雄が死んだので安心して小説を書いてデビューしたのだとも。小林が生きている中は怖くて書けなかったという。
宮一穂と
講座派、労農派論争が出てきた。
森まゆみが出てきて、流れが変わる。
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