やっぱりギターをメンテナンスに出す

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 先日、近所に新しくできた某ギター屋さんに持ち込んだアコースティック・ギター RareWoodSeries の MH00028T を改めて別のお店でみてもらうことにする。選んだお店は御茶ノ水のカワセ楽器。学生時代からなじみがあるし、やっぱり安心だと思う。

 このギターは20年近く前に買って以来、まったくメンテナンスをしていないので様子をみてください。と伝えたところ、ネックとブリッジを調整します、とのこと。2時間くらいかかるというので、待っているあいだ、そのギターを買ったクロサワ楽器店へ行ってみる。

 最初から2階のマーチンフロアへ直行。そこで試奏させてもらう。00018、00028(2台)、00028EC、HD28の合計5台。幸せなひととき。たいした腕もないのに、1時間くらい弾かせてもらう。それぞれ音色も音量も違うことに感動する。トリプルOが弾きやすくて気に入っていたけれど、ドレッド・ノートの音量と音色の良さに、あらためて魅力を感じてしまった。

 その後、新大久保のクロサワ楽器店へも。こちらは人の出入りが激しくて、とても落ち着いて話ができなかった。試奏どころではない。

 また、お茶の水へ戻り、古本屋をのぞいてからカワセ楽器へ。ネックはロッド調整以外にも、フレットすり合わせまでやってあった。指板もきれいに掃除済み。表板にあった傷(ちょっと目にも目立つくらいのぶつけた跡)をサービスで消してくれていた。熱を加えて溶かすと消えるのだという。ブリッジは低く削ってあった。

 その場で弾いてみると、音色が段違いによくなっていた。ご主人にやたらと楽器をほめられて、こそばゆくなる。そのへんの店で売っているマーチンよりも音が出ているとまで言われた。単板で、ものがいいのだそうだ。先日、近所の店に行ったときに言われたのとは、大違い。

 実は、マーチンの購入を検討していると伝えると、これを今は弾きながら(いいものだからもったいない)、あせらずにゆっくり探してみてはどうかとアドバイスされた。納得。ゆっくり考えよう。

 ついでに、紹介された指板をきれいにする液を購入する。ラベルが指板用というシールしか貼ってない、オリジナル商品のよう。

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