続々読書の道しるべ 宮田和美 西田書店 1996年12月10日 初版第1刷発行 |
本書でちょうど100項目になり、これで打ち止めとのこと。いったいどのような方針で、これだけ多岐にわたる柱立てをなされたのだろうか。それぞれの項目の最後に、ちょうど関連している事柄を紹介していることが多い。たとえば、「近々それに関連した映画が上映される」といったように。それが面白い。
いずれにしても、まあこれだけの内容が高校の図書館便りに掲載されていたのだということに驚く。その労力たるや大変なことだったろう。本書では、これまで楽しみだった教員や生徒のエッセイが割愛されているのだという。ちょっと残念。素人っぽくてよかったのに。
※ ※ ※
本書を刊行している西田書店という出版社について、これまで存じ上げなかったので調べてみると、専用サイトが見つかった。リンク、こちら。戦前から続いていた「刀江(とうこう)書院を受け継ぎ、1975年(昭和45)に創業」なのだという。古い社屋は江戸東京たてもの園に移築されているのだとも。いつぞや出かけたことがあった。しかし、そのときにはまったく気がつかなかった。
目次
67 枕草子
68 台湾
69 服飾
70 邦楽1
71 東海道
72 フィリピン(その2)
73 源氏物語
74 花卉・花木
75 世界の映画監督
76 稲作
77 ゴッホ
78 夢
79 イタリアの文学
80 球技
81 菓子
82 地震
83 英語
84 服飾(その2)
85 江戸
86 鉄道
87 夢(その2)
88 鳥
89 横浜
90 推理小説
91 カンボジア
92 酒
93 沖縄の文化(その2)
94 織田信長
95 豊臣秀吉1
96 野菜と果物
97 酒(その2)
98 武士道
99 登山
100 森林
■読まなかった第2巻『続読書のみちしるべ』の目次も掲載されていたので、引用。
34 日本国憲法
35 古墳
36 日本の映画監督
37 漢字の起源
38 ピカソ
39 平安女流日記文学
40 被差別部落
41 修験道
42 万葉集
43 ギリシア神話
44 落語
45 柿本人麻呂
46 ベートーヴェン
47 フィりノピン
48 ナチズム
49 恐竜
50 バレエ
51 昆虫
52 旧約聖書
53 サド侯爵
54 一休
55 インドネシア
56 昆虫(その2)
57 ケルト人
58 ナチズム(その2)
59 シルクロード
60 方言
61 古代エジプト
62 夏目漱石
63 漫画
64 古代医学
65 女優
66 広島
コメント