[NO.1128] 江戸落語の舞台を歩く

edorakugonobutaiwoaruku.jpg

江戸落語の舞台を歩く東京まち歩き散歩手帖
河合昌次
東京地図出版
2009年5月15日 初版第1刷発行

粋で、いなせな江戸っ子たちの笑いと涙のリアルな世界へタイムトリップ! 名作落語のあらすじ81話を完全収録。ゆかりの地146ヵ所を訪ねる散策ガイドの決定版。 「BOOK」データベースから

とても落語のファンである素人が書いたとは思えない充実した内容。ネット上で調べてみると、すでに落語界では有名なサイト運営者が、ご自分の投稿内容をまとめた本であることが判明。なるほど、前書きにもその旨が明記されている。リンクはこちら
趣味とはいえ、ここまで打ち込むというその熱意と労力に敬服するのみ。

浅草、日本橋、両国・門前仲町、亀戸天神、上野、吉原、谷中・根津、向島、泉岳寺・増上寺、『松葉屋瀬川』を歩く、『黄金餅』を歩く、の各章立てで、それぞれの中が散策地図、界隈の見所、舞台とする噺の3節によって書かれている。地図には散策コースが示されており、利用価値高し。名所のカラー写真も豊富。