[NO.957] 縄文発進

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縄文発進
宗左近
みき書房
平成6年12月15日 発行

 久しぶりの宗左近氏。亡くなった頃に読んで以来。

 タイトルにある縄文ものよりも、著者が若かった頃の自伝風の文章が強く印象に残ります。苦学したころのこと、その後の語学教師時代のことなど。なぜ、一介の語学教師という道を選んだのかという理由には、妙に納得。
 でも、やはり空襲で母を失ったときの出来事が一番強く残ります。