工学部・水柿助教授の解脱 森博嗣 幻冬舎 2008年4月25日 第1刷発行 |
もともと自分と性格が似ているところがあるとは思っていたが、閉じこもりのところで笑ってしまいました。海外旅行中、ホテルの部屋で本を読んでごろごろしているだけ。あまりに外へでないので、ホテルの従業員に不審に思われ、ついにはホテルを変更したとも。じっとしていたいという、その気持ち、ようくわかります。
一番の違いは、お金持ちになったことでしょう。本シリーズの1巻と比べ、大変化。それにしても、そんなに儲かるものなのでしょうか。売れた小説家って。
すごい金額。そうして、それにもかかわらず、人生を誤らなかったこの夫婦というのも面白い。庶民感覚というか。
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