[NO.897] 死に神の精度/文春文庫

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死に神の精度/文春文庫
伊坂幸太郎
文藝春秋
2008年2月10日 第1刷

 解説が沼野充義氏というのに惹かれたのですが、おもったほどでは。期待しすぎたのかも。

 連作もの。こういうパターンだと雑誌連載にいいだろうな、と見るとやっぱり「オール讀物」。この雑誌、まだあったのですねえ。いかにも、この雑誌に似合いそう。
 そうかそうか。そうして井坂氏も順調に原稿を増やしていったわけですねえ。
 風邪を引いての伊坂幸太郎一気読み。あんまり具合の良くない時には適していなかったなあ。