古本買いまくり漫遊記 北原尚彦 本の雑誌社 2009年4月25日 初版第1刷発行 |
ここ15年くらい『本の雑誌』は購読していないので、著者の北原氏についても存じ上げず。たまたま手にしたものです。
後半の海外編はさておき、国内の買い付けはちょっと粗いかな。最近の買い付け旅行記は、新たな世代の方々で何冊かでています。そうした本と比べると、ちょっとでした。なにしろ本の雑誌連載というだけで、こちらとしては期待が高まるだけなもので。
基本的に電車で出かけていくだけで、よくぞまあこれだけの地域を歩き回ったものだと敬服しました。不思議なのはすでに閉店してしまったお店に出会う率の高さ。現代なのだから、携帯電話で事前に確認できるでしょう。
数年前、自分でも、サイト日本の古本屋で住所を調べ、車で回ったときに、同じように店が無くなっていたことが何度もあったことを思い出しました。そのうちに、懲りて事前に電話を掛けてから出向くようにしたものです。
p34に挙げている、ヒミツの店は気になりますねえ。埼玉県越谷の巻。
出版社サイトに、目次と紹介あり。こちら。
【追記】
上記、埼玉県越谷の「ヒミツの店」について。もしかすると、それって蒲生にあるプラハ書房のことではないでしょうか。
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